PCGとは16 ピジョット(PCG1)+ポッポ、ピジョン
2015年9月24日 PCG コメント (2)
今回はこの環境を代表する展開ポケモンである鳩ことピジョットについてです。
またよく使われた進化前のカードについても一緒に紹介していきます。
*概要
ピジョットの役割の大半を占めるのがポケパワー「マッハサーチ」です。
1ターンに1回好きなカードをサーチするという単純ながら非常に強力な効果です。
一度立ててしまえばその後の展開力に大きな差をつけることができます。
また置物としての能力も高く、逃げる0のため死に出しに便利でバトル場で縛られないところが特に便利です。
その他ピジョットで岩マシンを使うことができたり、W虹やホロンのポケモンでわしづかみを使ったりとメインのポケモンが消耗する終盤では戦闘面であてにすることもよく起きます。
欠点としては2進化のため基本的にはふしぎなアメが入るデッキにしか入れられず、実戦でもそのアメをうまく引けるかどうかに左右されることがあります。
ふしぎなアメとピジョットをどう用意するかが重要になります。
また突出して優秀な能力のためピジョットを意識した対策カードが数種類登場していることも挙げられます。
なんらかのカードがマッハサーチを止められるか、ピジョットを楽に除去できる可能性をもつだけで一定の価値を持つともいえるでしょう。
*進化前について
基本的に画像の4枚のカードが使われます。
無色タイプのポッポ・ピジョンは1000円弱のスターターに2分の1の確率で入っているのみで入手しづらく、当時かなりレートが高かったです。
・ポッポ
無色のものはおいつめるで序盤の相手の展開を邪魔できる可能性があり種としてはそこそこ優秀です。
δ種の方はワザは普通のバニラですがHPが40しかなく単純な性能としては劣ります。
前者はHPが10高いぶん相手の岩マシンに対する耐性が高く、後者は初手がポワルンの時にデルタドローで展開でき、ホロンの冒険家で捨てるときに1枚多く引くことができます。
無色のみ入れるのが人気だったと思いますが、半分ずつ入れて場面にあったほうをサーチしようとする場合やδのみ採用する場合も十分考えられます。
・ピジョン
無色の方は逃げる0というのが大きく、ワザも逃げるを防げる部分でやや優れています。
ただ1進化のためアメでピジョットを用意できた場合は不要なカードになりやすく、冒険家で捨てて4ドローという機会も多いです。
当時の実情としては無色の方が使われましたが、わしづかみをした回数&逃げた回数と冒険家で捨てた回数を考えて適した方を採用するよう一度検討したほうがよさそうです。
*よく使われた進化ラインの例
ポッポの枚数-ピジョンの枚数-ピジョットの枚数 とします。
・1-0-1
最低限の枚数のみ採用したケースです。
サイド落ちや倒された場合のケアが難しいですが、スペースを2枚しか食わないのでピジョット自体が不要なときに腐りにくいです。
だいたい他の展開ポケモンも入っているときに合わせて採用されます。
・2-0-2
ある程度サイド落ちや倒されることをケアしつつスペースを割きすぎないような枚数です。
デッキにもよりますがチーム内ではこのラインが一番多かったかもしれません。
・2-1-2
ピジョットに限らず他のポケモンでも標準的に採用されるラインです。
当時の環境でも多かったように思います。
準備にあたってピジョンをサーチする必要性が高い場合は適していますが、そうでない場合は無駄なスペースになっていないか検討したほうがいいでしょう。
・2-2-2
岩マシンを何度も打つ悪いデンリュウが流行っていた時に使われていました。
~PCG9では相性の悪いカードが増えたためデンリュウもこの進化ラインもほぼ使われません。
・2-0-4
どうせニシキやウツギでピジョットをサーチするなら元のピジョットの枚数を増やした方がサイド落ちに強く、加えてそのターンに別のサポートを打てます。
ベンチから引っ張り出されて倒された後の復帰にも便利ですが、欠点はポケパワー自体を封じてくるデッキ相手に無駄になってしまうカードが増えることになることでしょうか。
・4-2-4
主力ポケモンのような太い進化ラインです。
このくらい多ければ素引きで揃う確率も高く、サーチするサポートがなくても楽に準備できるでしょう。
エネ移動のパワーで主力が育つ前につなぎとして使ったり、一度30~40ダメージを与えてexを一撃で倒せる射程にしたりとピジョットで攻撃することがコンセプトに含まれていることが多いです。
スペースの圧迫が激しいのとパワーロックで無駄になる枚数が非常に多いのが欠点です。
後に準備しやすく大量にカードを引けるネンドールやユクシーが登場すると徐々に使われなくなっていきましたが、
DP2くらいまでは常に環境の中心にあったカードといって差し支えないでしょう。
またよく使われた進化前のカードについても一緒に紹介していきます。
*概要
ピジョットの役割の大半を占めるのがポケパワー「マッハサーチ」です。
1ターンに1回好きなカードをサーチするという単純ながら非常に強力な効果です。
一度立ててしまえばその後の展開力に大きな差をつけることができます。
また置物としての能力も高く、逃げる0のため死に出しに便利でバトル場で縛られないところが特に便利です。
その他ピジョットで岩マシンを使うことができたり、W虹やホロンのポケモンでわしづかみを使ったりとメインのポケモンが消耗する終盤では戦闘面であてにすることもよく起きます。
欠点としては2進化のため基本的にはふしぎなアメが入るデッキにしか入れられず、実戦でもそのアメをうまく引けるかどうかに左右されることがあります。
ふしぎなアメとピジョットをどう用意するかが重要になります。
また突出して優秀な能力のためピジョットを意識した対策カードが数種類登場していることも挙げられます。
なんらかのカードがマッハサーチを止められるか、ピジョットを楽に除去できる可能性をもつだけで一定の価値を持つともいえるでしょう。
*進化前について
基本的に画像の4枚のカードが使われます。
無色タイプのポッポ・ピジョンは1000円弱のスターターに2分の1の確率で入っているのみで入手しづらく、当時かなりレートが高かったです。
・ポッポ
無色のものはおいつめるで序盤の相手の展開を邪魔できる可能性があり種としてはそこそこ優秀です。
δ種の方はワザは普通のバニラですがHPが40しかなく単純な性能としては劣ります。
前者はHPが10高いぶん相手の岩マシンに対する耐性が高く、後者は初手がポワルンの時にデルタドローで展開でき、ホロンの冒険家で捨てるときに1枚多く引くことができます。
無色のみ入れるのが人気だったと思いますが、半分ずつ入れて場面にあったほうをサーチしようとする場合やδのみ採用する場合も十分考えられます。
・ピジョン
無色の方は逃げる0というのが大きく、ワザも逃げるを防げる部分でやや優れています。
ただ1進化のためアメでピジョットを用意できた場合は不要なカードになりやすく、冒険家で捨てて4ドローという機会も多いです。
当時の実情としては無色の方が使われましたが、わしづかみをした回数&逃げた回数と冒険家で捨てた回数を考えて適した方を採用するよう一度検討したほうがよさそうです。
*よく使われた進化ラインの例
ポッポの枚数-ピジョンの枚数-ピジョットの枚数 とします。
・1-0-1
最低限の枚数のみ採用したケースです。
サイド落ちや倒された場合のケアが難しいですが、スペースを2枚しか食わないのでピジョット自体が不要なときに腐りにくいです。
だいたい他の展開ポケモンも入っているときに合わせて採用されます。
・2-0-2
ある程度サイド落ちや倒されることをケアしつつスペースを割きすぎないような枚数です。
デッキにもよりますがチーム内ではこのラインが一番多かったかもしれません。
・2-1-2
ピジョットに限らず他のポケモンでも標準的に採用されるラインです。
当時の環境でも多かったように思います。
準備にあたってピジョンをサーチする必要性が高い場合は適していますが、そうでない場合は無駄なスペースになっていないか検討したほうがいいでしょう。
・2-2-2
岩マシンを何度も打つ悪いデンリュウが流行っていた時に使われていました。
~PCG9では相性の悪いカードが増えたためデンリュウもこの進化ラインもほぼ使われません。
・2-0-4
どうせニシキやウツギでピジョットをサーチするなら元のピジョットの枚数を増やした方がサイド落ちに強く、加えてそのターンに別のサポートを打てます。
ベンチから引っ張り出されて倒された後の復帰にも便利ですが、欠点はポケパワー自体を封じてくるデッキ相手に無駄になってしまうカードが増えることになることでしょうか。
・4-2-4
主力ポケモンのような太い進化ラインです。
このくらい多ければ素引きで揃う確率も高く、サーチするサポートがなくても楽に準備できるでしょう。
エネ移動のパワーで主力が育つ前につなぎとして使ったり、一度30~40ダメージを与えてexを一撃で倒せる射程にしたりとピジョットで攻撃することがコンセプトに含まれていることが多いです。
スペースの圧迫が激しいのとパワーロックで無駄になる枚数が非常に多いのが欠点です。
後に準備しやすく大量にカードを引けるネンドールやユクシーが登場すると徐々に使われなくなっていきましたが、
DP2くらいまでは常に環境の中心にあったカードといって差し支えないでしょう。
コメント
とてもよく耳にするカードが続いていたので楽しかったです。
勿論自分は持ってないし、触ったこともないけど、いろいろ勉強になります。
寒天さんのポケカに関する長文ブログが続いているのも感激です~
なんか世間ではBREAKとかいうのが出るらしいので、
機会があったらまたそちら方面のコラムも期待してますw
内容の質は置いておいて、名前は聞くけれど古いデッキ・カードはわざわざ調べるのが面倒……というわずかな需要にこたえられるようにしたいです。
今週末は現行をやっているプレイヤーと展開するので勉強したいと思います(笑)