PCGとは35 エイパム

2015年10月22日 PCG
PCGとは35 エイパム
今回はエイパムの紹介をします。
このカードは自分を底に戻すことで1ドローできます。

後に出たアンノーンRと近い効果ですが、トラッシュしない代わりに1ターンに1回しか使うことができません。
そのためソリティアに使うというよりはゲームを通して何度も使っていくことになります。

まず考えられるのが種ポケモンをサーチするカードとの組み合わせです。
例えば導師の場合種を3枚サーチできますが、エイパムが入っていれば2枚サーチ+1ドローとすることもでき3枚もほしいカードがない時に無駄になりにくいです。
中盤以降用済み気味のデュアルボールやスーパーボールも腐らなくなります。

そっテレとの組み合わせも便利です。
不要な種ポケモンをそっテレでエイパムに変えて取り逃げすることでベンチを空けることもできます。
山に変えたいカードが1枚もないということもあるため手札から最適なものを出しやすくなります。

他にセレビィやマグカルゴのような山の上にカードを置くカードとも相性がいいです。
サポーターを使わずに置いたカードを入手できますし、普通はドロー系サポーターでなければすぐ引けないものをポケモンをサーチするサポーターで引けるようになるとも考えられます。

ワザは地味ながらベンチに10ダメージを与えられます。
ほとんど使う場面はありませんが前しか殴れないデッキはこれで勝ち筋を作れることもまれにあります。

このように色々なメリットがある面白いカードなのですが、マイナス面もあって使うデッキはあまり多くなかったかもしれません。
まず取り逃げがポケパワーであることで、ロックに対してデッキの動きが少しではあるものの弱くなってしまいます。
また逃げる1で下げた後は効果を使えるのでそこまで悪くはないものの、デッキに1~2種類しか種ポケモンが入っていないデッキでは敬遠されました。
他にありえそうなことはデッキに入っていればプラスの要素があるものの、アドバンテージの取り方が細かく悪くいってしまえば地味で、
同じ1枚のスペースなら特定のデッキに強くなれるアンチポケモンや、初手の事故率が下がるサポーターに取捨選択された背景があったかもしれません。

当時は上に挙げた相性の良さが重なったデッキにたまに入れられるコンボ向けのカードだった印象でした。
ただ今年は以前と比べてそっテレやセレビィの評価が高くなってきており、使い道が増えるかもしれません。
このカードの地道に得をしていくケチくささが自分に合っているのもありますね!

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