PCGとは46 どっきり!タイムマシーン
今日はどっきりことどっきり!タイムマシーンについてです。
この環境にはハギ老人はあるものの効果の近い退化スプレー系統のカードがないのを留意したほうがいいかもしれません。

実際は状況に合わせていろいろな使い道がありますが、主なものを考えていきます。

・別の分岐進化先へ変更
本来想定されていると思われる使い方です。
PCGシリーズは同一ラインでアタッカーとサポートができるようなデザインが多いため使いやすいです。
展開事故を軽減したり、置物のサポートを呼び出されたときにアタッカーに変更したりできます。
1進化を経由していなければならないことには注意です。

・特殊状態や封印マーカーの除去
トロピウスδを彷彿とさせるような使い方です。
時間稼ぎの眠りやマヒ攻撃を全く解除できないのは問題なのでそういった手段がないデッキには入れたいです。

・自分の番ごとに1回使えるポケパワーの再利用
退化してすぐに進化した処理になるため直前とは別のポケモンの扱いになりもう一度ポケパワーを使えます。
これを最大限に活かせるのがエネコロロで、1進化で複数匹立てやすいのもあって序盤からに大量に展開させることができます。
マッハサーチやシェアリングなどパワー名の方に1回制限がついているものは使えません。

・進化exを退化させてサイド減らし
死にかけのexに対して使うことで2枚とられるはずのを1枚にできます。
ただ本来受けるはずだった攻撃を別のポケモンが食らうことになるため後続を用意する必要があります。

・2進化を種に
アメ進化したポケモンに使うと対象無しで種になるか1進化になります。
進化形の逃げるが重たくて縛られているときに逃げやすくなったり、2進化のcipポケパワーを再利用したりできます。
PCG環境ではそこまで強いものがいなさそうですがDP4のオムスターなどに使うと強力です。

その他全体的な注意点として種になるときにスクランやW虹がついているとトラッシュされてしまうことがあります。
以上のように色々な可能性があって面白いカードですが、一度場が整ってからよりデッキパワーが上がる要素が強いカードのため事故や妨害対策のカードに枠を取られた印象もあります。


コメント

nophoto
すくらん
2022年2月24日14:36

コメント失礼します。
どっきり!タイムマシーンでポケモンを退化させた後に、山札に対象の進化先ポケモンがいない場合はどのような処理になるのでしょうか?

nophoto
すくらん
2022年2月24日14:52

↑の場合の処理は記事の最後の方に書いてありましたね、すみません。

もう一つ質問したいのですが、山札から進化ポケモンを選ぶ際、現行のクイックボールのように何も選ばないという選択は出来ると考えますか?また当時そのような使われ方をしているのを見たことがありますか?

奏天(寒天)
2022年3月31日23:35

申し訳ございません、本日久しぶりにここを開いてコメントを確認しました……。

2004~2006年当時の日本ではサーチ効果について、山札に対象物があるのに選ばないことはできないと公式の販促物に書いてあることもありましたが、では実戦で毎回確認するのか?などの問題もあって、知人のまた聞きですが大会のジャッジに聞いたところ実際は選ばないことができるということを聞いたようです。

一方どっきり!のように直前の動作で明らかに対象物が確認できるのに選ばないことができるかは申し訳ありませんがわかりません……;
実戦ではどっきり!を自由に退化できるカードとして使っていたプレイヤーは自分のまわりでは全くおらず、そう使っている話も聞いたことがありません。
エネコロロのパワーを同一ターンに繰り返し使うことも比較的上級者だけが理解しているプレイングで、説明を要する場面もあった記憶もあります。

オンライン対戦でこのルールで対戦できるサイトによってはこのカードを使って直前に進化していたカードも含め何も選ばないことができるところもあるようです。
完全に個人の見解ですが、こういった入れ替えカードは自由に退化できることは想定していないと解釈しているので、もし自分が対戦会を開いてルールを決める立場にあるなら同一カードの効果中に確認できたカードについては最低限選ばなければいけないという裁定をしたいと考えています。

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