【ADV1-PCG7(PCG9)】化石ニョロトノの概要とレシピ
2018年9月7日 PCG(デッキ)
今回は化石ニョロトノについての記事です。
【デッキの概要】
ニョロトノexの「なぐってひっこむ」からサイドを取られない化石カードに入れ替えるのをメインに据えたデッキです。
公式大会ではもともとの実力に加えて制限時間内に終わらなかった場合にサイド差で勝てる場合が多く、複数の優勝実績のある強力なデッキでした。
DPに入って化石もサイドを取られるようになってこのデッキは使えなくなりましたが、このデッキの存在や勝ち方もかなり影響を与えていると思われます。
ちなみに同じような化石を壁にするデッキはツチニンの進化2種を使ったものも有力で、他にはブーピッグもニョロトノと同じコストとダメージが出せます。
殴って引っ込むだけでは非exで1進化のこれらの方がスペースもかからず便利に使えるので、使う場合はニョロトノの他のワザも意識したいです。
他に特筆すべき点としてホロン構築の強さや認知度を大きく広げたこともいえるかもしれません。
水エネルギーとホロン以外のサポーターを使ったものも入賞していますが、ホロンポケモンとラプラスで素早く確実にニョロトノ+3エネを用意できる構築が多く画期的でした。
ホロンポケモンと強力な特殊エネ数種類のみという構築は今はよく知られていますが、他のデッキでもそう組むのが強いとはそれまであまり知られていなかったと思います。
【デッキレシピ】
ポケモン・化石:25枚
3:ニョロモ(PCG5)
4:ニョロゾ(PCG1)
3:ニョロトノex
1:ニョロボン(PCG4)
2:ラプラス
4:ツメの化石
4:ねっこの化石
4:なにかの化石
サポーター・トランシーバー:18枚
4:ホロンのトランシーバー
4:ホロンの導師
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
3:ダイゴのアドバイス
2:ロケット団の幹部
3:ウツギはかせの育てかた
トレーナー:4枚
1:勝利のリング
3:ポケモン回収装置
スタジアム:4枚
4:呪われたほこら
エネルギー・ホロンのポケモン:9枚
2:ワープエネルギー
4:ホロンのビリリダマ
1:ホロンのマルマイン
2:ホロンのポワルン
【カード概要】
*ポケモン
ニョロモとニョロゾはワザの強さやHPの高さからこの2種を使うことがほとんどです。
いくらウツギがあるとはいえ素引きできていればとれる行動が増えるためe時代のように進化後を多くすることが多いです。
ホロン構築ではアメを使わないため素早くに進化させておきたい面もあります。
導師からスムーズに進化とエネルギーを用意できるラプラスと、化石12枚は必ず採用します。
タッチカードは以下のものが採用されやすいです。
共通メリットとして、化石と回収装置が多く採用されているため速攻で倒されて無駄になるケースが少ないことが挙げられます。
・ニョロボン
正拳づきで悪いバンギラスを中心に対策します。
元々はスピンテールで化石がまとめて倒され、ニョロトノも噛み千切られる厳しい相手ですがニョロボンだけ次々と出して対抗します。
他のデッキでもニョロボンをバンギ対策で採用する例はありますが、メインポケモンと同じ太い進化ラインを共有できるのが大きな強みです。
初手化石からベンチを倒されずに回ればニョロトノex以外でサイドが取られないため奇数にして有効に活用できる役割もあります。
ただしバンギ側の構築や立ち回りによってはこれでも勝てないことがあるのは留意したいです。
守りの玉は特に厳しい対策で、暴風を入れないため事前に壊すことができずこちら2発、相手1~2発と打ち負けることすらあります。
またトノ側がエネルギー加速ができないため、マインとマジハン4枚が完備されているバンギの場合ニョロゾと1エネが付いた途端に何度も呼ばれて倒させる恐れもあります。
・キュウコン
ハッサム単は普通では非常に不利な相手のためよく対策で使われました。
それ以外にも神秘の守りは殴って引っ込むと噛み合っていて、exがメインの相手であれば化石ではなくこちらを前に出すこともあります。
相手の神秘対策があまり強くない場合はニョロトノと相互に出し入れすれば対処できることもよくあります。
・ダグトリオ
ハガネールや黄レック等化石を無視してニョロトノを殴ってくる相手の対策になります。
デュアルオーラやウツボットなどダグトリオを見越した対策もあったら無理なことと、併用されがちなマジックハンドは止められません。
・ノクタス
ADV初期のカードなのでややパワー不足ですが、毒にする壁になって、ベロベロとベンチ攻撃を共有できます。
ブーストエネルギーをニョロトノ向けに使う場合は入れる人もいました。
このほかルナソルやキリンリキ等汎用のタッチカードは候補になります。
*トレーナー
サポーターはニョロトノを揃えるホロンサポとウツギ、効果の強いダイゴ幹部がメインになります。
アメはエネルギーの方が追い付かないことが多いのでホロン構築では入れないことも多いです。
回収装置はホロンサポで捨てることが多く、中盤以降はエネルギーを用意するカードにもなるので多めに採用します。
砂漠とクリスタルビーチが苦手なので何かしら割るためのカードも必要です。多くの場合はほこらが使われました。
*エネルギー
基本的にホロンのポケモンのみで構いません。
このデッキはウツギが入るのでポワルンに加えて1進化の方も採用します。
一般的にはコイルの方が採用されますが、このデッキは逃げ0のホロンマインを場に出して壁にすることもまれにあるのでビリリダマが使われます。
ワープエネルギーは相手が化石を攻撃してこなかったときに捨てずにすみ、
ニョロトノ2体目の準備をするときに呼ばれて縛られるのを防げるので多少あったほうがよさそうです。
ブーストエネルギーは本来の動きでは必要ありませんが、丸飲みが来ない想定で動かれたときに奇襲できる可能性はあります。
【戦い方】
まずは化石を壁にしながら導師でニョロモをサーチして育てていきます。
同時にエネルギーはホロンのポケモン、進化先もラプラス→ウツギで揃えることができます。
ニョロトノの準備ができたらなぐって引っ込む→化石の動きで先制します。
まだ相手の攻撃の準備ができていないようであればベロベロでピジョット等を狙って相手の場を乱していきたいです。
2匹目のニョロトノの準備ができればまるのみでサイドを取っていっていいでしょう。
段々化石がなくなってくるので、残りの化石とサイドのバランスを取ってニョロトノ3匹を有効に活用しきるようにしたいです。
【まとめ】
このデッキは公式大会当時は優勝が期待できる非常に強いデッキでしたが、今の情報をもとに使ってみると思ったよりも勝てないかもしれません。
特に切り株やハギを多用して40ダメージを消せるような相手が辛く、化石12枚をすべて壊されることがあります。
公式大会での制限時間では化石が切れる前に勝敗がつけられる場合が多くサイドで勝ちやすいことと、振り返ってもほぼ改善点が見当たらない構築面での優位性が大きいと思います。
【デッキの概要】
ニョロトノexの「なぐってひっこむ」からサイドを取られない化石カードに入れ替えるのをメインに据えたデッキです。
公式大会ではもともとの実力に加えて制限時間内に終わらなかった場合にサイド差で勝てる場合が多く、複数の優勝実績のある強力なデッキでした。
DPに入って化石もサイドを取られるようになってこのデッキは使えなくなりましたが、このデッキの存在や勝ち方もかなり影響を与えていると思われます。
ちなみに同じような化石を壁にするデッキはツチニンの進化2種を使ったものも有力で、他にはブーピッグもニョロトノと同じコストとダメージが出せます。
殴って引っ込むだけでは非exで1進化のこれらの方がスペースもかからず便利に使えるので、使う場合はニョロトノの他のワザも意識したいです。
他に特筆すべき点としてホロン構築の強さや認知度を大きく広げたこともいえるかもしれません。
水エネルギーとホロン以外のサポーターを使ったものも入賞していますが、ホロンポケモンとラプラスで素早く確実にニョロトノ+3エネを用意できる構築が多く画期的でした。
ホロンポケモンと強力な特殊エネ数種類のみという構築は今はよく知られていますが、他のデッキでもそう組むのが強いとはそれまであまり知られていなかったと思います。
【デッキレシピ】
ポケモン・化石:25枚
3:ニョロモ(PCG5)
4:ニョロゾ(PCG1)
3:ニョロトノex
1:ニョロボン(PCG4)
2:ラプラス
4:ツメの化石
4:ねっこの化石
4:なにかの化石
サポーター・トランシーバー:18枚
4:ホロンのトランシーバー
4:ホロンの導師
1:ホロンの科学者
1:ホロンの冒険家
3:ダイゴのアドバイス
2:ロケット団の幹部
3:ウツギはかせの育てかた
トレーナー:4枚
1:勝利のリング
3:ポケモン回収装置
スタジアム:4枚
4:呪われたほこら
エネルギー・ホロンのポケモン:9枚
2:ワープエネルギー
4:ホロンのビリリダマ
1:ホロンのマルマイン
2:ホロンのポワルン
【カード概要】
*ポケモン
ニョロモとニョロゾはワザの強さやHPの高さからこの2種を使うことがほとんどです。
いくらウツギがあるとはいえ素引きできていればとれる行動が増えるためe時代のように進化後を多くすることが多いです。
ホロン構築ではアメを使わないため素早くに進化させておきたい面もあります。
導師からスムーズに進化とエネルギーを用意できるラプラスと、化石12枚は必ず採用します。
タッチカードは以下のものが採用されやすいです。
共通メリットとして、化石と回収装置が多く採用されているため速攻で倒されて無駄になるケースが少ないことが挙げられます。
・ニョロボン
正拳づきで悪いバンギラスを中心に対策します。
元々はスピンテールで化石がまとめて倒され、ニョロトノも噛み千切られる厳しい相手ですがニョロボンだけ次々と出して対抗します。
他のデッキでもニョロボンをバンギ対策で採用する例はありますが、メインポケモンと同じ太い進化ラインを共有できるのが大きな強みです。
初手化石からベンチを倒されずに回ればニョロトノex以外でサイドが取られないため奇数にして有効に活用できる役割もあります。
ただしバンギ側の構築や立ち回りによってはこれでも勝てないことがあるのは留意したいです。
守りの玉は特に厳しい対策で、暴風を入れないため事前に壊すことができずこちら2発、相手1~2発と打ち負けることすらあります。
またトノ側がエネルギー加速ができないため、マインとマジハン4枚が完備されているバンギの場合ニョロゾと1エネが付いた途端に何度も呼ばれて倒させる恐れもあります。
・キュウコン
ハッサム単は普通では非常に不利な相手のためよく対策で使われました。
それ以外にも神秘の守りは殴って引っ込むと噛み合っていて、exがメインの相手であれば化石ではなくこちらを前に出すこともあります。
相手の神秘対策があまり強くない場合はニョロトノと相互に出し入れすれば対処できることもよくあります。
・ダグトリオ
ハガネールや黄レック等化石を無視してニョロトノを殴ってくる相手の対策になります。
デュアルオーラやウツボットなどダグトリオを見越した対策もあったら無理なことと、併用されがちなマジックハンドは止められません。
・ノクタス
ADV初期のカードなのでややパワー不足ですが、毒にする壁になって、ベロベロとベンチ攻撃を共有できます。
ブーストエネルギーをニョロトノ向けに使う場合は入れる人もいました。
このほかルナソルやキリンリキ等汎用のタッチカードは候補になります。
*トレーナー
サポーターはニョロトノを揃えるホロンサポとウツギ、効果の強いダイゴ幹部がメインになります。
アメはエネルギーの方が追い付かないことが多いのでホロン構築では入れないことも多いです。
回収装置はホロンサポで捨てることが多く、中盤以降はエネルギーを用意するカードにもなるので多めに採用します。
砂漠とクリスタルビーチが苦手なので何かしら割るためのカードも必要です。多くの場合はほこらが使われました。
*エネルギー
基本的にホロンのポケモンのみで構いません。
このデッキはウツギが入るのでポワルンに加えて1進化の方も採用します。
一般的にはコイルの方が採用されますが、このデッキは逃げ0のホロンマインを場に出して壁にすることもまれにあるのでビリリダマが使われます。
ワープエネルギーは相手が化石を攻撃してこなかったときに捨てずにすみ、
ニョロトノ2体目の準備をするときに呼ばれて縛られるのを防げるので多少あったほうがよさそうです。
ブーストエネルギーは本来の動きでは必要ありませんが、丸飲みが来ない想定で動かれたときに奇襲できる可能性はあります。
【戦い方】
まずは化石を壁にしながら導師でニョロモをサーチして育てていきます。
同時にエネルギーはホロンのポケモン、進化先もラプラス→ウツギで揃えることができます。
ニョロトノの準備ができたらなぐって引っ込む→化石の動きで先制します。
まだ相手の攻撃の準備ができていないようであればベロベロでピジョット等を狙って相手の場を乱していきたいです。
2匹目のニョロトノの準備ができればまるのみでサイドを取っていっていいでしょう。
段々化石がなくなってくるので、残りの化石とサイドのバランスを取ってニョロトノ3匹を有効に活用しきるようにしたいです。
【まとめ】
このデッキは公式大会当時は優勝が期待できる非常に強いデッキでしたが、今の情報をもとに使ってみると思ったよりも勝てないかもしれません。
特に切り株やハギを多用して40ダメージを消せるような相手が辛く、化石12枚をすべて壊されることがあります。
公式大会での制限時間では化石が切れる前に勝敗がつけられる場合が多くサイドで勝ちやすいことと、振り返ってもほぼ改善点が見当たらない構築面での優位性が大きいと思います。
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